明日か明後日から身辺が忙しくなるようなので、上げられるうちに記事を上げておく。
検索避けという技術があり、それを行うと検索エンジンからのアクセスを一定程度回避できる。
そして、この技術は主に二次創作同人で行われ、半ば暗黙のルール化し、各同人サイトは事実上の強制を強いられている。いわゆるネットマナーである。
そもそもなぜ二次創作同人でこれがマナー化したのか定かでないが、これについて理由を推測し批判してみる。
二次創作における検索避けマナーの理由を、末尾に記した参考サイトから推測する。
ア)公式側から探知され著作権法違反で摘発されるのを防ぐため
イ)原作ファンとの衝突回避
ウ)アダルトを嫌う層との衝突回避
まずアは、以前にも別の記事で述べたが、はっきり言うと開き直りにすぎない。この理由の背景には「陰でやっているのだから大目に見ろ」という思想があるのかもしれないが、それはむしろ隠れることで国家の刑罰権発動、あるいは公式側の民事的権利の十全な主張を阻害しているのであり、普通に二次創作をするよりかえって違法性が増大している。同じ犯罪でも普通にやるのと警察の目を積極的にかく乱してやるのとでは、明らかに後者の方が悪いだろう。二次創作を正当化したいのなら、民主主義に則って法改正を試みるべきであるし、私自身、法改正には賛同する。
イ、ウは一見もっともである。だが、これをルール、マナーとして社会的に拘束力を持たせるのには反対する。なぜなら、サイトオーナー側の利益の面からは、技術的労力と引き換えに衝突を回避するか否かはあくまでも個人(サイトオーナー)の自由な選択に委ねるべきであるし、相手閲覧者側の利益の面でも、注意書きやトップの注意告知などで十分に対処することができ、それによって相手の自己責任も問える。また、そもそも広大なネットの中では、個々の閲覧者がその気に入らない表現を知覚する危険も、本来的に内包されているとみるべきである。イ、ウの理由に個人的に同調するのは構わないが、マナー(社会規範)として他人に強制するのには合理性に欠ける。
そもそも、どうしてこういう奇妙なマナーが形成されるのだろうか。不思議でしょうがない。
参考
http://te-koku.seesaa.net/article/60090544.htmlhttp://kensakuyoke.client.jp/http://webtxt.exblog.jp/5197926